■「大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです」(行定勲監督)
セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』/『爼上の鯉は二度跳ねる』が、行定勲監督により『窮鼠はチーズの夢を見る』のタイトルで実写映画化されることが決定した。
本作で主人公・大伴恭一(おおともきょういち)を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(2013年)に続き単独主演を務める大倉忠義。学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返...